イラク人母の来歴紹介
アッサラ-ムアレイコム!
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ブログを読み返してみて気付いたのだが、ハーフだと公言しているにも関わらず、
全くイラク側のことや親のことや私自身の海外経験について触れていない!(やっとw)
なので、これからはコツコツ書こうと思う。
🇮🇶実は母はイラク人ではない?
私自身は日本人とイラク人のハーフと話しているが、実は母のルーツはそんなにシンプルではない。
でも祖母(母の母)もまた100%シリア人ではない。
私の曽祖母、母の祖母はトルコ人であり、母の祖父はクルド系のシリア人だった。
だから厳密にルーツの話をすると母の場合、ハーフとは言い難い…。
そうなると当然私もきっかりハーフとはいえないのだが、国籍だけならハーフなのでハーフと公言している。
👩🏻🦰幼い頃の母
👰🏻シリアの女性は若く結婚する
母が父と結婚したのは19歳の頃である。
今ではわからないが、母の世代でシリアでは、
理由としては、間違いを起こす前に手を打つ手段、行き遅れてしまわないため、経済的負担を早く軽くするため、娘の方が早く家を出たくて早く結婚したがる、と様々だ。
私が知る限りでは、特にシリアは女性の結婚年齢がとても低いように感じた。
因みに母の従姉妹は16歳の時にと書いたが、この従姉妹は私より4歳下である。
2019年現在では違っているかもしれない。
今では大学を卒業してから、あるいは就職をしてから結婚するケースが増えているかもしれない。
因みにイラクも結婚年齢は低いのか?
夫から聞いた限りでは一般的に高校や大学を卒業してから結婚するケースが多いようだ。
就職もせずすぐ結婚するならなんの為に大学に行くんだと夫に聞くと、夫の回答はこうだった。
『 女性が教養を持つことはとても重要視されている。なぜなら子供を育てるのは主に母親だからだ。
それに、国立の大学であれば学費は無料なので入れるなら入っておいても損はしない。』
なるほど、ある意味納得だ。
シリアで育った母はなぜ結婚した時期が比較的遅めだったのか。
実は母には結婚願望はなく、一切する気もなかったのだという。
👜目標は結婚ではなく「自立」
いつも自分と姉より兄たちが何でも優先され、欲しいものを手に入れ、揉めても何故か兄たちはお咎めなしで自分がいつも怒られ、殴られた。
伯母である姉はとても要領がよく、逆らいもせず従ったが、母は正義感があり常に公平性を求めていたからか強く反発した。
それがかえって「女のくせに生意気な」と手を挙げられた。
母はひどい暴力の中で育ったせいか、私は(思春期になるまで)怒られたことも手を挙げられたこともなかった。
そこで彼女は17歳の時に高校を中退し(元々語学以外勉強苦手で卒業できるかも怪しかった)、結婚せずに働いて経済的に自立する決意をしたのだ。
この時イラクは今では想像できないほど経済的にとても豊かで、なんと現地通貨の1ディナールが3米ドルほど当時は現地通貨が強かったのだ。
その中には日本企業も沢山あった。
この時、母は初めて父に会ったのだ。
キリがいいし、今日はここまで!
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