「え?!日本人に見えない!!」と言われた時に思わず口にしたことは。。。
☪ハーフ=日本人ではないという概念
少し前までは人種関連(とセクハラ)が絡むとすぐにキレてしまうくせがあった。
女「日本語上手ですね!どこの国の人ですか?」
私「日本人ですけど」
女「えー嘘ー見えなーい!!え、ハーフとかじゃなくて?」
☪身をもって体験してもらった
私「日本語上手ですね!どこの国の人ですか?」
女「(ビックリして少し動揺しながらも)日本人ですけど」
私「えー嘘ー見えなーい!!え、ハーフとかじゃなくて?」
女「いやいや、私は(あなたと違って)どこからどう見ても日本人にしか見えませんよ」
私「そんなの分かりませんよ。韓国と日本、中国と日本、台湾と日本、あるいは日系ブラジル人かもしれないじゃないですか。」
そう、私はキレてしまったのだ…。
☪悪意がない?
私が差別と勘違いしている、悪意は絶対ない、となだめられるから、
自分たちはされても大丈夫なのか…。と思っていたが、
やはり身をもって体験するとネガティブな反応を見せたので「あれ?」と思った。
日本に住んでいる限り自分の身にはあまり起きないから想像が付きにくいのだろう。
とにかく。
傷ついた方が悪意ないことを理解して我慢するか流すか努力しなければならない風潮がある。
それが日本の文化なのだろうか・・・といまだに疑問ではある。
海外では嫌なことは嫌だ!とはっきり言わない方がいけないとされるが。(笑)
でも考えてみてほしい。
悪意がなかったわけだから気にしてはいけないというのはおかしくないだろうか?
次元が違うと思われるかもしれない。
例えば外国人と間違うこととデブと呼ぶことは全く別物とか。
でもね、問題の根底はそういうところじゃない。
悪意がなければOKという考えは改めた方がいいと私は思う。
周りがそういう姿勢でいるから、悪意ないしいいよね!みたいなことが蔓延り続ける。
そして傷ついた人たちも「#MeToo」のようにどんどん声を上げないと、この状態は改善されないだろうと思う。
こんな偉そうなこと言ってるが、私もつい最近気づいた方である。💦
☪なかったことにはしない
☪参考になる本!
📖混血と日本人
《概要》
「日本人」の境界線はどのように引かれているのか。その境界は、いかに生きられているのか。混血、あいのこ、ハーフ、ミックス、ダブル...ときに侮蔑的な言葉を浴びせられ、差別され、あるときには羨望のまなざしで見つめられながら、「日本人」と「外国人」のはざまを生きてきた人びと。かれらの生きた戦後史と、現代を生きるかれらの生活史をたどることで、もうひとつの「日本」の輪郭線が浮かび上がる。戦後史研究の新たな展開。
📖ハーフな私の100の問題
《概要》
ハーフタレントやスポーツ選手の活躍をテレビや新聞で見ない日はない昨今。あなたの隣にも、ハーフの友人や知人がいるはず。そんな彼ら彼女らの何かと誤解されがちなトホホな日常から、国際結婚の家庭事情、ハーフならではの知られざる秘密や学業や仕事での奮闘ぶりまで。グローバル時代の申し子・ハーフたちのほろ苦き人生模様が満載のコミックエッセイ!
📖日本人ここがステキでここがちょっとヘン
《概要》
・「キャラ弁」「ゴスロリ」「ゆるキャラ」…日本は可愛いものばかり!・日本では、ハゲやデブって、そんなに悪いことですか?・敷金礼金って、家賃以外にこんなにかかるの?・リクルートスーツが全員同じで、見分けがつきません。日本の「あたりまえ」って、なんか不思議!
1番上が下地ローレンス吉孝さんが執筆された本、あと2冊はサンドラへフェリンさん原作のコミックエッセイ、二人とも「ハーフ」です。
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